浄化槽法定検査事業SEPTICTANK INSPECTION

浄化槽は微生物の働きによって汚水を処理する設備で、
河川を汚さない為にも日頃の維持管理が重要です。
浄化槽法に基づき浄化槽の設置状況及び機能に関する検査を行います。

浄化槽と下水道の違い

浄化槽

 し尿と生活雑排水を処理する装置で、乗用車1台分程度の敷地があれば設置可能で設置期間も数日と短く、下水道と同等の処理性能を有しているなど、生活排水処理装置として高く評価されています。また、地震災害等に強く被災しても個別の修繕で復旧できるという利点があります。特に、人口密度の低い地域や中山間部においては、その普及が促進されています。

※ 図中のグラム数は、1人が1日で出す水質汚濁物質の量をBODで表したもの

下水道

 都市部など比較的人口の密度の高い地域の集合型処理施設として普及しており、建物から排出された生活排水等を管路により集水し、主に河川の下流に設けられた終末処理場で処理する施設です。