農家、会社員、銀行員、歯科医など、"森が好き、山が好き"という共通項で異業種が集まった日南市南郷町の「南郷地区林業研究グループ」。男性19名、女性6名の計25名で、植林活動や間伐、下草刈り、子どもたちの自然学習企画などを行っています。「毎年3月に、潟上小学校の卒業記念として子どもたちと日南市の霧島山に桜を植樹しています。子どもたちにとっては初めての経験で、みんな一生懸命ですよ」と日髙さん。秋の「なんごうハートフルまつり」では、飫肥杉を使ったイスや収納ボックスの手づくり体験も行います。
 「高齢化によって手入れの行き届かない山が増えています。山仕事のできる若い人を育てないと。そのためにも次代を担う子どもたちが自然とふれあう機会を増やしたい。また、南郷町は漁業の町でもあります。山を育てることは、海を豊かにすることにも繋がります。山が好きで始めた活動ですが、ゴミ減量など他の環境問題にも目が向くようになりました」という日髙さん。「間伐や草刈り作業はたいへんですが、植樹した木の成長を見るのはうれしい。皆さんも森に入ったら、草や木をゆっくり見て味わってほしいですね」。

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