ecoみやざき 環境ひむかNo.64 2006夏号 HOME 環境保全 自然保護
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地球温暖化をくいとめろ!「チームマイナス6%」のエースは森林

 年々確実に平均気温を上げている地球。観測された数値が確実に示しているのは「地球温暖化」の現実です。このままでは、海水面が上昇して陸地が小さくなったり、相次ぐ異常気象による甚大な被害、また生態系への影響や私たちの健康など、計り知れない影響を受けることになります。
 私たちは、1997年の京都議定書で決められた二酸化炭素排出量6%削減を目指していますが、地上の二酸化炭素削減に最も大きな役割を担っているのは、森林なのです。今回は、地球温暖化防止と森林の関係について考えてみましょう。


  アイコン1地球温暖化のしくみ

地球温暖化のしくみイメージ 太陽から地表に届く熱は、大地を暖め、やがて再び宇宙へと逃げていきますが、全部逃げてしまうと地球は氷の星になってしまいます。それを防いでいるのが大気中にある二酸化炭素などの温室効果ガスです。しかし、温室効果ガスが濃くなりすぎると、地球はどんどん暑くなってしまいます。これが地球温暖化が起きる理由です。産業革命が始まった頃の温室効果ガスの濃度は約280ppmでしたが、現在では370ppmを超えています。


  アイコン1関心が高まる森林吸収

年輪イメージ 地球温暖化防止には、温室効果ガス、中でも二酸化炭素の濃度を減少させることが重要です。省エネなどで、化石エネルギーの消費を減らす努力とともに、森林の持つ力を活用する植林や森林保全への取組がクローズアップされています。
 森林が注目される理由は、森林が光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収し、樹木の中に炭素として長期間蓄えることができるからです。この働きは「森林吸収」と呼ばれ、大気中の二酸化炭素の濃度が上昇するのを抑えるのに役立っています。

 
大気中の二酸化炭素の量と気温の変化
おさらいメモ「京都議定書」
 地球の未来を守るため、1997年に、世界約160カ国から1万人が参加して、地球温暖化防止京都会議を行い、これからの各国の目標となる「京都議定書」を採択。そこで地球温暖化の原因となる温室効果ガスについて、日本は約6%の削減をすることを決めました。京都議定書は、平成17年2月16日に発効し、目標を実現するための国民的プロジェクト「チーム・マイナス6%」が全国で活動しています。

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