理事長挨拶greeting

 

 県民、諸企業・団体、行政機関の皆様方には、公益財団法人宮崎県環境科学協会の業務全般にわたりまして、普段からひとかたならぬ御理解・御支援を賜っており、心から感謝を申し上げます。

 本協会は、宮崎県の認可を受け、環境測定分析機関として、昭和48年に設立されました。
 設立以降、水質測定分析や大気測定分析、県内唯一の法定検査機関として指定を受けております浄化槽法定検査、さらには、公益財団法人としての使命・役割を果たすため、県から委託されております環境みやざき推進協議会事務局による各種環境イベントの開催、環境情報誌の発行等、今日まで、微力ながら本県の環境改善の推進に取り組んで参りました。

 このように、これまで様々な業務を通じ、本県の環境保全に寄与してきたという自負を有しておりますものの、近年では、日本全土各地で今までに経験したことのない集中豪雨の発生や、最高気温の更新など、地球温暖化の影響が深刻化しております。
 一方、世界ではSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・企業統治により企業価値を見出す指標)といった、環境に配慮する取組も顕著であり、温暖化対策への大きな転換点を迎えようとしております。
 私たち協会職員一同は、引き続き積極的な情報発信に努め、環境に対する課題を的確にとらえ対応し、皆様方のニーズに応えうる高い品質と信頼できる環境サービスの提供に努め、真に必要とされる協会の創造に向けて、職員一丸となって取り組んでまいります。

 ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和3年5月

公益財団法人宮崎県環境科学協会
理 事 長   石 井 浩 二