エコアクション21全国交流研修大会in福岡が開催されました!

 平成29年10月20日(金)、21日(土)の2日間にかけて、一般財団法人持続性推進機構(IPSuS)、エコアクション21地域事務局、ECO-KEEA九環協が共同で開催する「エコアクション21全国交流研修会」がヒルトン福岡シーホークで開催されました。

期日 平成29年10月20日(金)~21日(土)
場所 ヒルトン福岡シーホーク

研修1日目 平成29年10月20日(金)

講演1

「今後の環境政策の方向~第五次環境基本計画案、長期低炭素ビジョンなどを踏まえて~」

福岡大学名誉教授 前中央環境審議会会長 浅野直人 氏

 気候変動対策として、パリ協定にて今世紀後半までに世界全体で排出量実質ゼロに合意しています。
 我が国は2030年度に26%削減、2050年度までに80%削減を目指しています。この低炭素社会を実現するためには、大幅な社会変革が必要不可欠です。①エネルギー消費量の削減、②使用するエネルギーの低炭素化、③利用エネルギーの転換の三本柱を総合的に進めていくことが重要です。長期大幅削減は、2030年度中期目標達成の先にあり、現行の温対計画に基づく着実な取組がその第一歩。地球温暖化対策計画に基づく取組みを進め、持続可能な社会づくりを進めたいと思います。

講演2

「エコアクション21ガイドライン2017年版の要点と応用」

エコアクション21中央事務局参与 黒柳要次 氏

 新ガイドラインの策定に深く関与された経験を踏まえ、改訂のポイント等についての講演がなされた。
  改訂のポイントとして・・

  1. 「課題とチャンス」を明確化
  2. 組織全体で取り組むことの重要性
  3. 環境関連法規等の遵守を明確化し、遵守状況をチェック
  4. 原則として全組織・全活動を対象とすること
  5. 紙文書ではなく、「文書類」とし、保存形式は事業者任意としたこと
  6. エコアクション21の効果を検証し、社会的PRにつなげるため、二酸化炭素排出量を公表する制度としたこと

などの説明があった。
また、チェックリスト化が進められており、より取り組みやすいガイドラインになっている。

分科会

  テーマ 会場
第1分科会 新ガイドラインにおける審査及び指導助言はどうあるべきか ヴェガ(3F)
第2分科会 経営者視点のエコアクション21 ナビスC(1F)
第3分科会 環境活動レポートから環境経営レポートへ ボードルーム(3F)
第4分科会 新EA21制度の普及促進と発展(認証・登録30,000件を目指して) リゲル(3F)

研修2日目 平成29年10月21日(土)

分科会報告

事前に改善策をアンケートに記入し、その改善策がどのように今後の審査に活かしていくかの報告がなされ、その上で各分科会の責任者が発表を行った。

パネルディスカッション

「~新ガイドラインの有効な展開を目指して~」

《コーディネーター》 一般財団法人持続性推進機構 理事長 安井至 氏

福岡県の取組が発表された。対策として省エネ相談を実施し、省エネ対策を担う人材を育成、エコ事業所を募集し支援していくという案が出た。家庭における省エネ対策支援策を設け、使用量削減など自主的に取り組むエコファミリーを募集し、その活動を支援するというもの。再生可能エネルギーの導入促進や、小型家電からレアメタルを取り出して再利用する仕組みなど、エコアクション21との連携強化を期待する旨を述べられた。

エコアクション21とは・・

 環境省が創設した制度で、ISO14001に相当する中小・零細企業向けの環境マネジメントシステムです。

 平成28年5月に閣議決定された「地球温暖化対策計画」において、「2030年度までに温室効果ガス排出量を26%削減する」ことを目標に、企業等に対してエコアクション21などの環境マネジメントシステムを普及させていくこととされています。

 エコアクション21の認証取得につきましては、(公財)宮崎県環境科学協会が担当(TEL:0985-51-2077)しています。