工場排水試験方法のJIS規格が改正されました!

環境分析業務における環境負荷を低減するとともに、作業効率の向上を図る目的で、日本工業規格(JISK0102)に定める工場排水試験法の3つの項目

  • CODcr(ニクロム酸カリウムによる酸素消費量)測定法
  • 溶存酸素の測定法
  • 全水銀の測定法

について、新しい分析技術が追加されました。

規格改正の目的・背景

 JISK0102(工業排水試験方法)は1規格に72項目の水質試験法が規定されており、水質の環境基準や排水基準の測定法を始め、多くの強制法規に引用されている重要な規格です。そのため、近年の技術進歩や環境行政ニーズを反映させるための見直し・改正を継続的に行っています。今回の改正では、分析作業における有害物質の使用量や廃液量の低減、及び新規技術の導入の観点から規格が改正されました。

規格改正の主なポイント

  1. CODcr測定法に、蓋付き試験管を用いた吸光光度法を追加
  2. 溶存酸素の測定法に光学式センサを用いた測定法を追加
  3. 全水銀の測定の還元気化原子吸光法に、低濃度水銀測定用として高感度の水銀専用原子吸光装置を用いた方法を追加

参考資料 (経済産業省ホームページ