レジ袋削減を、暮らしのムダを省くきっかけに

みやざきマイバッグ運動推進連絡協議会
宮崎市橘通西3-1-11 アゲインビル3階(NPO法人宮崎文化本舗内)

石田 達也さん

毎日の買い物でもらうレジ袋。しかし、買った商品を取り出すとすぐに「ごみ」になるレジ袋は、地球温暖化防止の重要性が叫ばれている昨今、その削減が問われているもののひとつだ。その理由はもちろん資源のムダ遣いであり、ごみを増やす原因になるということ。

県内でも各地で環境に関心が高い団体などがレジ袋削減の活動に取り組んでおり、行政においても検討が行われた自治体もある。こうした中、宮崎県温暖化防止活動推進センターでは、民間団体や事業者、自治体に呼びかけて、みやざきマイバッグ運動推進連絡協議会を設立する。

マイバッグキャラクター

協議会の発起人には宮崎県地球温暖化防止活動推進センターのほか、宮崎県地域婦人連絡協議会、NPO法人みやざきエコの会という環境保全活動に力を入れる団体が名を連ねた。設立趣旨について発起人代表の石田達也さん(宮崎県温暖化防止活動推進センター)は、「レジ袋の素材は化石燃料で、その利用を減らすことは資源のムダ遣いを減らすことに繋がります。レジ袋の削減がそのまま地球温暖化防止の有効な手段であるかについては、さまざまな意見がありますが、私たちはレジ袋削減を、ムダをなくすライフスタイルを目指すきっかけと位置づけて、その削減を広く県民に呼びかけていきたい」と語る。

5年間でマイバッグ利用率を50%に

マイバック利用の効果

同協議会が発足準備期間中の平成22年夏、県民対象に行った「レジ袋に関するアンケート調査」によると、レジ袋無料配付中止についてどう思うかという問いに、賛成は78%だった。反対の14%(残り8%は、「どちらともいえない」)を大きく上回り、その理由として、ごみ減量や地球温暖化防止対策につながることを挙げた人が多かった。一方、反対のうち74%は、レジ袋をゴミ袋などに利用したいからと答えた。

また、いつもマイバッグを買い物に持参している人は28%だったが、無料配付が中止された場合、マイバッグを持参すると答えた人は81%だった。こうした結果を基に、石田さんは「現在、20%代のマイバッグ持参率を、5年後には50%に近づけたい」と言い、レジ袋削減を県民運動として広げていきたい考えだ。

同協議会では設立を記念して、平成23年2月25日から27日にかけて「みやざきマイバッグ推進キャンペーン2011」を実施する。3日間で約1万人が参加してレジ袋の利用を削減した場合、二酸化炭素を280kg削減でき、1年間このペースで取り組むと約60トンの削減になるとその効果をアピール。キャンペーン中は協力事業所などから抽選で賞品プレゼントなどが行われ、レジ袋削減の意識を高め、行動に移すきっかけにしたい考えだ。協議会活動への参加も団体、事業所、個人を問わず募っている。