ぐるっと青島レンタサイクルで、地球も心も体も元気〜あおしま観光創造社 地域社会と連携したレンタサイクルシステム〜(ストップ温暖化『一村一品』大作戦全国大会2010 宮崎県代表)

中心市街地の放置自転車を福祉作業所と自転車店の協力を得て再生し、レンタサイクルとして活用する事業を平成20年2月1日より青島地域において実験的に開始。この取組実績を踏まえ、平成21年10月には県の事業を活用し、無人駅であったJR青島駅にレンタサイクルの貸出とアウトドアスポーツプログラムの提供、地域情報を紹介する「コンシェルジェあおしま」(あおしま観光創造社)を開設し、レンタサイクルの事務局もここに移管した。地域の事業所及び公共施設の協力を得て、宮崎県総合運動公園、県立青島亜熱帯植物園、ホテル4社の6カ所と乗り捨て専用の3カ所、合計9カ所のステーションを設置。年間約1,600台が稼働している。またリサイクル自転車を使用することで、1日貸出500円という低価格に設定できた。

事業の目的としては(1)環境啓発…地域住民・企業が取り組みをおこない地域ぐるみの環境啓発。(2)健康志向と観光の情報発信…自転車を取り入れたプログラムやサイクリングマップでの情報発信。(3)地域活性化の推進…地域団体・観光施設・住民との連携等であり、地域の協力者を拡大することで活性化につなげる。

青島地域は、天然記念物の亜熱帯植物が自生している青島神社や県立青島亜熱帯植物園、春に開催されるフラワーフェスタ、春・秋の巨人軍キャンプなど自転車で行ける範囲に多くの観光資源を持っている。以前から施設間で連携したレンタサイクルシステムの構築の要望があった。現在は住民・施設・企業・行政と連携し運営委員会を設置し、レンタサイクル運営方法、料金設定、施設間の情報、地域住民からの要望などについて意見交換し、PDCAサイクルを機能させながら運営をしている。

今後の展開としては、青島駅の「コンシェルジェあおしま」を拠点に、ステーションを新たに青島の他の観光施設にも増やしていく予定である。また、ガイドブック(クーポン付き)を作成し、自転車によるまちめぐりツアーの実施や、自転車を使ったアウトドアスポーツプログラムの提供等、新たな自転車の使い方の提案により、利用者数の拡大を図っていく。

サイクリングマップ<表>  サイクリングマップ<裏>

CO削減効果

●リサイクル自転車貸出台数:71台(全ステーション)

街中の放置自転車を、障害者作業所の「りんりん通所作業所」と「宮崎市レンタサイクル協力会(有志4社)」にて整備したリサイクル自転車を使用

※自転車を廃棄されるときに発生するCO2排出量

1台26.56kgX71台=1,885.7kgが削減

●平成20年2月〜平成21年11月末までの貸出台数:1,900台

※平均5kmを利用したとして、約1,463kgのCO2削減効果

●22ケ月間の取り組みでのCO2削減量

(1)自転車リサイクルによるCO2削減量 1,885.7kg

(2)自転車利用のCO2削減量 1,463kg

合計 3,348.7kg

あおしま観光創造社(代表:金谷 弘美)
宮崎市青島2丁目10番地
TEL:0985-65-1120 FAX:0985-65-1120
担当者:吉武春美
URL:http://mppf.or.jp/concierge_aoshima/rentalbicycle.html