この夏はコロナを意識した「適応策」で身を守ろう!
熱中症対策も「新しい生活様式」で (※4)

 熱中症対策は、必ず実践してほしい「適応策」の一つです。特にこの夏は、外出時のマスク着用で熱中症のリスクが上がるため、体調と状況にあわせた対策が必要です。

※4 環境省「令和2年度の熱中症予防行動(リーフレット)を参照に鉱脈社で作成

適宜マスクをはずす

・屋外で、人と2メートル以上の距離を確保できる場合はマスクをはずす
・マスク着用時は負荷のかかる作業や運動を避ける
・こまめな休憩と水分補給を忘れずに

 

健康管理で体調変化に敏感に

・日頃から体温を測る
・体調が悪い時は、無理せず静養する

 

暑さに備えた体づくりを

・「やや暑い」環境で「ややきつい」と感じる強度の運動を、
毎日30分程度取り入れる
・水分補給を忘れず、無理のない範囲で

 
「避難」も大事な「適応策」

 異常気象による水害や土砂災害が頻発するいま、必ずハザードマップで避難場所を確認しましょう。加えて、コロナ禍のなかでは三密を避けるため、親戚や友人宅への避難も選択肢に加える必要があります。どんな災害の時にどこへ避難するのか、事前の点検が最も重要です。

 
産業を守る宮崎県の「適応策」

 畜産業と農業は、宮崎県を代表する産業です。大切な産業を気候変動の影響から守るため、対策が進められています。  

暑熱対策で快適な牛舎に

 県畜産試験場では環境ストレスを軽減させる暑熱対策を研究中。開発したヒートストレスメーターを全酪農家に配布して現場の実態を把握し、各農家に合った対策を進めています。
 この取り組みが評価され、国立環境研究所が運営する「A̶PLAT」(気候変動適応情報プラットフォーム)に掲載されました。

 

品種改良で暑さに勝つ(※5)

 高温の影響で、水稲の品質低下や発育不足が深刻になっています。そこで、暑さに強く、台風などの暴風にも耐える水稲をめざして品種を改良。新しい品種が誕生しています。

 
コロナだけじゃない夏の感染症にご用心!(※6)

 蚊の活動が活発になる夏、特に注意したいのが、蚊を媒介とする感染症です。特にデング熱(※7)はここ数年、国内での発症が確認されています。  蚊は水たまりに産卵し、幼虫(ボウフラ)は1週間程度で成虫になります。ボウフラの生育に大量の水は必要ありません。植木鉢の受け皿や空き缶、放置されたビニールシートの折り目にたまったほんのわずかな水でも、蚊の発生源になります。屋外に放置されている古タイヤの中や雨水ますに、たまった雨水が放置されていませんか? 普段から身の回りを点検し、蚊を呼び 寄せないような環境づくりをすることが重要です。

 

※5 品種改良(水稲について)ecoみやざき102号参照
※6 環境省「地球温暖化の感染症に係る影響に関する懇談会」『地球温暖化と感染症』P20 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/pamph_infection/full.pdf
※7 近年、発症例が3例 (1例は海外で刺され、国内で発症)、厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000131101.html

 
         
    

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