気候変動への適応
進み続ける「地球温暖化」
 「地球温暖化」とはCO2など温室効果ガスの増加によって地球の平均気温が上昇すること。気温が上がると海水温も高くなるため台風は強力になり、陸の水分蒸発(※1)が山火事を誘発するといわれています。昨年は台風17号の影響で延岡市に竜巻が発生。15号と19号は関東地方に甚大な被害を与えました。また豪州での森林火災も記憶に新しいところです。このように温暖化が関係するとみられる災害が増えています。

※1 NHK HP「大学生とつくる就活応援ニュースゼミ」 https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji/jiji59/

温暖化の影響で気候が変動
 では、実際にどれくらい気温が上昇しているのでしょう。日本の年平均気温は100年あたり1・24℃の割合で上昇していて、1990年代以降は高温になる年が頻出しています。特にここ数年は夏に40℃を超える日(※2)があるなど、気温の異変を肌で感じるようになりました。その影響で熱中症が増加(※3)。農作物にも被害がおよび、温暖化の問題が私たちにも見える形で現れるようになってきました。  

※2 気象庁 HP https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rankall.php
※3 環境省 地球温暖化の感染症に係る影響に関する懇談会『地球温暖化と感染症』 P20 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/pamph_infection/full.pdf

豪雨は増加。降水日は減少
 九州や中部地方にかけて大きな被害をもたらした「令和2年7月豪雨」では、各地で記録的な大雨が降りました。またここ数年、局地的大雨や集中豪雨の報告も増加し、多くの被害が発生しています。強い雨が増加する一方、弱い雨(日降水量1.0㎜以上)を含めた降水の日数は減少しているのです。21世紀末には、雨がまったく降らない無降水日が全国的に増加すると予測されています。

※参考資料:気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート2018 〜日本の気候変動とその影響〜  

暮らしを守る2つの対策
 進行する温暖化を前に、いま世界では2つの対策が進められています。一つは温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減をめざす取り組みです。これを「緩和策」といいます。もう一つは、自然や人間社会のあり方を調整する対処法で、これを「適応策」といいます。
緩和策とは?  日本では2030年までに温室効果ガス26%削減(2013年度比)をめざして、家庭や職場でも取り組んでいます。

身近な「緩和策」の例

●省エネ家電などの活用
●宅配便再配達の削減など

緩和策の例 対応策とは?  避けられない温暖化の影響から生活を守るための備え。浸水対策のインフラ整備から日常生活での対策まで多岐にわたります。

身近な「対応策」の例

●気温に合った服装の工夫
●防災グッズの整備など

対応策の例
         
    

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