日南市立細田中学校校長の串間さん。串間さんは平成30年に同校に赴任、豊かな自然の中にある学校だからこそ「自然から学ぶ力」を生徒たちにつけさせたいと考えました。細田地区で代表する自然はどこかと探していると、近くの川で干潮時に「干潟」が現れ、そこにはシオマネキも生息していることを知りました。「生徒たちには科学することを知ってほしい。校区内に絶滅危惧種が存在する干潟があるとは、絶好の学びの場だと思いました。」と串間さん。
 生徒たちは自由研究の時間を利用し、現場に行って観察し、研究を進めました。仮説を立て、それぞれが方法を考え検証し、結果を導いていきます。その結果、シオマネキの巣穴の深部のドロにはプランクトンが発生しやすいこと、潮の干満でそのドロは撹拌され酸素やプランクトンが広がっていくこと、そして河口付近まで広がっていくと魚も増え、海が豊かになることなどを学習しました。「学んだことは将来や地域につなげていってほしい。」と串間さんは語ります。

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