PCB使用安定器の処分期限が迫っています
処分期限についての啓発CM 知らないと怖いPCB
 PCB(ポリ塩化ビフェニル)は電気を通しにくく、燃えにくいなどの特徴があるため、かつてはビルや工場などの電気機器に使用されてきました。しかし、強い毒性が判明し、人体に入ると蓄積し、重大な健康被害を引き起こすことが分かりました。
どんな被害報告があるの?
 PCBの恐ろしさは、環境下では分解されにくいのに脂肪には溶けやすい性質にあり、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすことが報告されています。PCBが大きく取り上げられる契機となった事件として、1968年(昭和43年)に食用油の製造過程において熱媒体として使用されたPCBが混入し、健康被害を発生させた「カネミ油症事件」があります。カネミ油症事件は、西日本を中心に、広域にわたって発生したライスオイル(米ぬか油)による食中毒事件です。症状は、吹出物、色素沈着、目やになどの皮膚症状のほか、全身倦怠感、しびれ感、食欲不振など多様です。 こうした症状が改善するには長い時間がかかり、現在も症状が続いている方々がいます。
PCBは照明器具にも使われています 照明器具内の安定器
 業務用蛍光灯には、その部品として安定器が設置されています。1977年(昭和52年)3月以前に建築された事業用建物には、PCBが使用されている安定器がそのまま使用されていたり、交換した場合でも古い安定器がそのまま建物内に残っている可能性があります。 ★一般家庭用の蛍光灯器具にはPCBは使用されていません。
漏れ出す危険性

  店舗などの照明器具からPCBが漏れ出すと、お客様や従業員、商品にふりかかる危険があります。実際に漏洩事故が発生しています。もちろん、環境にも悪影響を与えます。

  PCBが漏れ出す
処分期限は2020年度末
 安定器および汚染物等(高濃度)は、2020年度末、低濃度(PCB濃度0.5%以下)のものは2026年度末までと処分期限が迫っています。処分期限を過ぎると事実上処分が不可能となり、行政処分や罰則が科される場合があります。
PCBの掘り起こし調査
 1977年(昭和52年)3月以前に建てられた工場やビルには、PCB使用安定器が取り付けられた照明器具が残っている可能性があります。県では対象建物に関しアンケート調査を実施しています。アンケートが届いた場合は、回答に御協力をお願いします。詳しくは「宮崎県 PCB掘り起こし調査」で検索してください。
              
    

Copyright© 2018 ecoみやざき All Rights Reserved.